ホームルーター 速度

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「ホームルーターを契約したけど、思ったより遅い…」「光回線ほど速くないの?」と感じたことはありませんか。

ホームルーターはコンセントに挿すだけで使える手軽さが魅力ですが、速度や安定性には差があります。

この記事では、ホームルーターの平均速度や快適に使える目安、そして遅いときの原因と改善方法をわかりやすく解説します。

今使っているルーターをそのまま使い続けるべきか、乗り換えたほうがいいのか迷っている方にも役立つ内容です。

ホームルーターの速度に関する基本情報

ホームルーターの通信速度は、契約前にしっかり理解しておくことが大切です。

公式サイトや端末のスペック表に書かれている「最大速度」は、理論上の数値であり、実際の利用環境ではその通りの速度が出ることはほとんどありません。

電波の混雑や建物の構造、利用する時間帯などの条件で大きく変わるため、実際にユーザーが計測した「実測値」を参考にするのがおすすめです。

速度を知る方法は、スマホやPCで「Speedtest」「Fast.com」などを使って計測するだけです。昼夜や曜日で比較すると、混雑しやすい時間帯も見えてきます。

また、どのくらいの速度が出れば快適に使えるかの目安を知っておくと、契約前の判断にも役立ちます。

「最大速度」と「実測値」の違い

ホームルーターの「最大速度」は、理論上の最高値を示しています。

通信環境が最適な状態であれば到達できる可能性はありますが、実際には建物の壁や利用者の多さ、電波の混雑などで速度は下がります。

たとえば、「最大2Gbps」と書かれていても、一般的な家庭では100~300Mbpsほどが多いのが実情です。

このため、購入前は広告の数字よりも「実際のユーザーが測定した速度=実測値」を確認しましょう。

みんなのネット回線速度を見ると、リアルな利用環境での速度がわかります。

ホームルーターの速度を計測する方法

速度を確かめるのに特別な機器は不要です。スマホやパソコンで「Speedtest」や「Fast.com」にアクセスすれば、数秒で結果が表示されます。

測定のポイントは、時間帯を変えて複数回試すことです。夜間や休日は利用者が増えて遅くなる傾向があります。

また、WiFiだけでなく、LANケーブルで有線接続したときの速度もチェックすると、無線の影響がどの程度あるか把握できます。

測定結果が常に低い場合は、設置場所や接続台数を見直しましょう。

快適に使える速度の目安

どんな用途でどれくらいの速度が必要なのか、以下の表を参考にしてください。

LINE・メール 128kbps
Webサイト・SNSの閲覧 1Mbps
スマホのアプリゲーム 30Mbps
オンライン会議・授業 10Mbps
動画視聴 3Mbps
オンラインゲーム 30Mbps

LINEやメール、Webサイト・SNSの閲覧なら1Mbps程でも利用できます。

しかし、スマホのアプリゲームやオンラインゲームでは、より安定した30Mbps程の速度が必要です。

また、安定した通信には下り速度だけでなく上りの速度も重要です。ホームルーターを選ぶ際は、上り最大速度が速い回線を選びましょう。

ホームルーターの実際の速度はどれくらい?実測値を比較

ホームルーター4機種

ホームルーターは、実際どのくらいの通信速度が出るのでしょうか。ホームルーターの実機を使って計測した通信速度を見ていきましょう。

速度計測の条件は以下の通りです。なお、速度は通信環境・時間帯によって変動するため、あくまでも目安としてお考えください。

WiMAXの速度

WiMAX

WiMAX
下り速度 86.15Mbps
上り速度 23.94Mbps
Ping値 34ms

WiMAXは、期待通りの申し分ない通信速度でした。今回計測した4社の中では下り速度が2番目に速く、Ping値は1番低かったです。

ちなみに、Ping値はインターネットの応答速度を表し、値が低ければ低いほどラグが発生しにくくなります。

比較的速度が速く、価格帯も4,500円~4,800円程度であることを考えると、全体的にバランスのとれたサービスと言えます。

ドコモ home 5Gの速度

home 5G

ドコモ home 5G
下り速度 98.53Mbps
上り速度 14.07Mbps
Ping値 38ms

ドコモ home 5Gは、5G通信に接続されていると下り速度が100Mbpsを超えることもあり、他のホームルーターよりもやや速度が速めでした。

ただし、4G通信の場合は4分の1程度の速度になっていたため、5G通信のエリア外にお住まいの場合は速さを実感できない可能性があります。

また、上り速度は期待したほど出ず、何度か試しても15Mbps程度にとどまりました。

ソフトバンクエアーの速度

モバレコエアー

ソフトバンクエアー
下り速度 70.78Mbps
上り速度 34.34Mbps
Ping値 38ms

通信速度が遅いと言われがちなソフトバンクエアーですが、実際は他のホームルーターとそこまで大きな差はなく、問題なく使えるレベルでした。

今回計測した中では下り速度が一番遅かったものの、70Mbpsを超えているので高画質動画の視聴や、オンラインゲームなども十分楽しめる速度です。

Rakuten Turboの速度

Rakuten Turbo

Rakuten Turbo
下り速度 78.24Mbps
上り速度 34.87Mbps
Ping値 38ms

Rakuten Turboは、下り速度・上り速度・Ping値どれも平均的であることがわかりました。

編集部で測定したときは、下り速度が100Mbpsを超えることはありませんでした。しかし、日常生活では十分使える速度です。

「楽天モバイルは繋がりにくいイメージがあるからRakuten Turboも遅いのでは...」と思う方もいるかもしれませんが、遅くて使いづらいということはなかったです。

ホームルーターの速度が遅いときの原因・対処法

「速度が遅い」「動画が止まる」と感じるときは、設定や環境に原因がある場合が多いです。

ほんの少し工夫するだけで改善することもあるので、以下の方法を試してみましょう。

設置場所を見直す

ホームルーターは電波を受け取る場所が悪いと、性能を発揮できません。

電子レンジや冷蔵庫など、電波を発する家電のそばは避けましょう

特に鉄筋コンクリートの建物では壁が電波を遮るため、ベランダや窓の近くに設置するのがおすすめです。

床に置くよりも、棚やテーブルの上など少し高い場所のほうが電波を拾いやすくなります。

接続台数を減らす

ホームルーターに同時接続する機器が多いほど、速度は分散します。

スマホ・テレビ・タブレットなど、使っていない端末はWiFiを切るだけでも速度が改善することがあります。

また、家族が同じ時間に動画やゲームを利用すると、回線が混み合って遅くなることもあるので注意しましょう。

複数人で使う場合は、「Wi-Fi6対応ルーター」に変更するのもおすすめです。Wi-Fi6は通信の渋滞に強く、複数台同時でも安定します。

周波数を変更する

ホームルーターが発するWiFiには「2.4GHz」と「5GHz」の2種類があります。

2.4GHzは壁を通りやすく遠くまで届きますが、家電の干渉を受けやすいのが欠点です。

一方、5GHzは電波干渉が少なく速度が速いですが、距離や障害物に弱い傾向があります。

ルーターの設定画面から周波数を切り替えて、どちらが安定するか試してみましょう

部屋の構造によって向き不向きがあるため、両方試すのがベストです。

速度制限がかかっていないか確認する

契約プランによって一定の通信量を超えると自動的に速度制限がかかる場合があります。

WiMAXやドコモ home 5Gなどでは、マイページやアプリでデータ使用量を確認できますが、機種によっては確認できない場合もあります。

WiMAXの通信量確認方法

  1. my UQ WiMAX」にログインする
  2. 「料金案内」タブをクリックし「通信量照会」をクリックする
  3. 「月間通信量照会」または「過去3日間分の通信量照会」をクリックし内容を確認する

また、ドコモ home 5Gは、データ通信量が無制限で利用できます。

しかし、直近3日間のデータ使用量が多いと速度制限がかかる場合があるので、注意して利用しましょう。

ドコモ home 5Gの通信量確認方法

  1. My docomo」にログインする
  2. メニューから「データ通信量」を選択する
  3. 「home 5G プラン」の欄のデータ通信量を確認する

もし通信量の上限を超えていたら、解除されるのを待つしかありません。

頻繁に制限がかかるなら、上位プランに変更するか、無制限プランを検討してもよいでしょう

旧モデルの場合は新モデルに機種変更する

古いルーターは、最新の通信規格に対応しておらず、速度が出にくいことがあります。

特に「Wi-Fi5」止まりの機種は、同時接続が多いと速度低下しやすいです。

最新の「Wi-Fi6」対応モデルや5G対応機種では、通信がより安定し、エリア内なら実測では2〜3倍の速度差が出ることもあります。

契約から2年以上経っている場合は、キャンペーンを活用して新モデルに乗り換えるのが得策です。

より速度が速いホームルーターを選ぶためのポイント

ホームルーターを選ぶときは、最大通信速度の数字だけを見て判断しないことが大切です。

「最大速度が速い=実際に速い」とは限らないため、実際の利用環境やエリア、対応規格などを総合的にチェックする必要があります。

ここでは、速度重視でホームルーターを選ぶときに確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

最新モデルの性能や5G対応エリアの広さ、実際の評判を比較して選ぶことで、失敗せず契約できます。

最新モデルを選ぶ

通信技術は毎年進化しており、古いモデルと新しいモデルでは性能に大きな差があります。

最新のホームルーターは、5GやWi-Fi6などの最新規格に対応しているため、同じ環境でもより速く、安定して通信できます。

5G対応モデルの中でも「Sub6(3.5GHz帯など)」に対応している機種は、広い範囲で安定した速度を出しやすい特徴があります。

また、Wi-Fi6は複数の機器を同時に接続しても速度が落ちにくく、家族で使う場合にも向いています。契約前に、メーカーの公式サイトで対応バンドやWiFi規格を確認しておくと安心です。

5Gは電波の種類・対応エリアを確認する

「5G対応」と書かれていても、どこでも超高速通信が使えるわけではありません。

5Gには「Sub6」と「ミリ波」という2つの種類があります。Sub6は広範囲で安定してつながりやすいのに対し、ミリ波は非常に速い反面、対応エリアが狭く、建物の影響を受けやすいという特徴があります。

たとえホームルーターがミリ波に対応していても、自宅周辺が未対応エリアであれば速度は上がりません。

各キャリアの公式サイトで「5G対応エリアマップ」を確認すれば、自分の地域がどの電波に対応しているかを確認できます。

契約前に必ずチェックしておくことが大切です。

実際に利用している人の評判・口コミを確認する

公式サイトの情報だけでは、実際の使い心地まではわかりません。

SNSや口コミサイトを確認すると、地域や時間帯ごとのリアルな声がわかります。

「夜になると遅くなる」「郊外でも安定している」といった具体的な感想は、利用環境を判断する上でとても参考になります。

特にマンションなどの集合住宅では、同じ機種でも速度が出にくい場合があるため、同じ地域の口コミをチェックしておくと安心です。

また、みんなのネット回線速度では、実際の通信速度が確認できるので、参考にしてみてください。

実際の利用者の意見を参考にすることで、失敗を防ぎやすくなります。

速度・料金のバランスが良いホームルーターはWiMAX

ホームルーター選びで迷ったときは、速度と料金のバランスを見るのがおすすめです。

その中でも、特にバランスが取れているのが「WiMAX」です。WiMAXは5Gに対応しており、実測で100Mbps前後の速度が出るケースが多く、動画視聴やオンライン会議も快適に行えます。

さらに、データ容量の上限がない点も魅力です。料金も他社と比べて手頃で、初期費用を抑えたい人にも向いています。

中でも「カシモWiMAX」は、安定した速度を求めつつ、コスパを重視したい人におすすめのサービスです。

カシモWiMAXホームルーター

カシモWiMAXは、弊社関連会社の株式会社MEモバイルが運営しております。

月額料金が4,818円(税込)からずっと変わらないプランをご利用いただけるため、長期間お使いいただいても料金が高くなるといった心配はございません。

さらに、現在Amazonギフト券28,000円分がプレゼントされるキャンペーンを実施中です。ぜひこの機会にご検討ください。

ホームルーター
HOME 5G L13
機種 HOME 5G L13
下り
最大速度
4.2Gbps
上り
最大速度
286Mbps
最大
接続台数
32台
用途 屋内

カシモWiMAXは、下り最大速度4.2Gbps、上り最大速度286Mbpsなので高速通信が期待できます。

また、最大接続台数が32台なので、複数端末を接続しても問題なくWiFi利用可能です。

高速通信ができるホームルーターを探している方には、カシモWiMAXがおすすめです。

【カシモWiMAX公式】詳細はこちら

▼WiMAX以外のホームルーターの詳細を知りたい方は、おすすめのホームルーターを紹介している記事をご覧ください。

ホームルーターの速度に関するよくある質問

ホームルーターを使っている人の多くが、速度に関して同じような疑問を持っています。

ここでは、よくある3つの質問に対してわかりやすく回答します。

ホームルーターはオンラインゲームができる速度?

オンラインゲームを快適にプレイするには、通信速度よりも「安定性」が重要です。

特に、ラグを感じやすいFPSや格闘ゲームでは、Ping値が20ms以下だとスムーズに動作します。

ホームルーターでも十分にプレイできる場合はありますが、通信が不安定だと操作の遅延が発生する可能性があります。

もしゲームを本格的に楽しみたいなら、WiFiではなくLANケーブルで有線接続を行うと安定します。

通信が安定するため、快適にプレイできます。

▼オンラインゲームに必要な速度や、ホームルーターでオンラインゲームを快適にプレイする方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

ホームルーターの速度は光回線より遅い?

基本的にホームルーターは光回線よりも遅いです。

光回線は有線で直接接続しているため、通信が安定しており、実測でも500〜700Mbpsほど出る場合があります。

一方、ホームルーターは無線通信のため、電波の混雑や障害物の影響を受けやすいです。

ただし、動画視聴やオンライン会議など、一般的な用途ならホームルーターでも十分に対応できます。

光回線ほどの速さはなくても、コンセントに挿すだけで使える手軽さが魅力です。

ホームルーターの速度は地域によって変わる?

地域によって通信速度は変わります。また、基地局からの距離や建物の構造、利用者の多さなどが影響します。

都市部では利用者が多く混雑しやすい傾向がありますが、地方では利用者が少ない分、安定して速度が出やすい場合もあります。

契約前に各キャリアの「通信エリアマップ」で自宅の対応状況を確認し、みんなのネット回線速度で実際の速度を調べると安心です。

地域によっては、4Gしか入らない場所もあるため、事前確認は必ず行いましょう。

ホームルーターの速度まとめ

ホームルーターの速度は、最大通信速度の数字だけでは判断できません。

最大速度よりも、実際に自分の環境でどのくらいの速度が出るかを知ることが大切です。

もし通信が遅いと感じる場合は、設置場所や接続台数を見直すだけでも改善することがあります。

また、最新モデルや5G対応機種に変えることで、速度や安定性が大きく向上する可能性があります

現在の通信環境に不満がある場合は、WiMAXなどの高性能なホームルーターへの乗り換えを検討してみてください。

自分の生活に合ったルーターを選ぶことで、快適なネット環境を手に入れることができます。